web墨滴

こちらは立教大学書道研究会presents Web墨滴です。

抱擁、あるいはライスには塩を

こんにちは!法学部国際ビジネス法学科3年の飛澤です。

書道研究会に入って一番最初に担当した墨滴では「新しく始めたこと」というお題に対して「バイトを始めました!」と書いた気がするのですが、先日そのバイト先を辞めてきました(円満退職なのでご安心下さい)。始めた報告と辞めた報告を図らずも墨滴ですることになり、なんだかエモいですね。


さてフリートークですが、最近読んだオススメの本を紹介させて下さい。


春休みに江國香織さんの「抱擁、あるいはライスには塩を」という小説を読んだのですが、これが素晴らしく、いたく感動してしまいました。

柳島家という大家族の3世代にわたる歴史を様々な視点から描く、といったような内容なのですが、非常に長い期間の物語を一緒に辿るので、登場人物一人一人に感情移入してしまい、最後の方で号泣してしまいました。


会社経営で成功し裕福な暮らしをしている柳島家は、子供たちを学校にやらず家庭教師を雇って教育することや、ロシア人の祖母の影響でそこここに伺える大陸の文化、異母・異父兄弟が一緒に暮らしているなど、あらゆる点で世間離れした一家です。

外界との関わりの中で揺れ動く彼らの心情と、作品の背景にある大正から平成にかけての時代の雰囲気が相まって物語に深みを持たせています。


もうすぐ平成も終わることですし、去りし日を思い返しつつ読んでみてはいかがでしょうか(?)


伝えたいことの半分も書けていない状態ですが、この辺で政治社会学の授業が終わりますので失礼します。(授業を聞け)

拙い感想文にお付き合いいただきありがとうございました。



最後に紫陽展の告知です。ぜひお越し下さい。


【第4回紫陽展】

会期:622日(金)10時半~20

           623日(土)10時~17

場所:立教大学池袋キャンパス

           ウィリアムズホール4階スタジオ